普段勉強で意識してやっていなかったけど、これ意味あるのかな
このようなことを思ってやっている人もいると思います。
これは本当に正しいのか、迷うこともありますよね。
僕も昔はよく無駄な勉強をして遠回りになっていたことがよくありました。
しかしその無駄な勉強時間が無くなればもっと効率よく、テストの点数をあげることができるのです。
今回は世間にも浸透している間違った勉強方法について書いていこうと思います。
結論
- ハイライトまたはアンダーラインを引く
- 音楽(特に歌詞付き)を聞きながら勉強する
- 長時間ぶっ通しで勉強する
- スマホをそばに置き、ちらちら見ながら勉強する
- 自分の学習スタイルに合わせる
ハイライトまたはアンダーライン

ここ、アンダーラインを引いておいて
これはよく聞いたことがあると思います。
しかし、心理学者の多くはそのことを「ただの気休め」と呼んでいます。
ではアンダーラインのどこがいけないのでしょうか
アンダーラインを引いて脳は満足してしまう
ハイライトやアンダーラインは引いただけで

よし、これで覚えていなくても大丈夫だ。だってしっかり印をつけておいたから。
とような考え方になってしまい、覚えたと錯覚してしまいます。
試しに授業中にアンダーラインを引いて、授業後に引いた個所を思い出そうとして見てください。
おそらく、ほとんど思い出せないと思います。
なので、アンダーラインを引いても気休め程度にしかならないのです。
アンダーラインを引いた場所に注意がいってしまう
最近、学校は人生100年時代に生きるために教育の改革が起きました。
教科書も変わり、中身の内容もだいぶ変りました。
詳しくはこちらの内容を見てください。

そのことから単語を覚えて、テストで答えるという問題が少なくなっている傾向にあります。
アンダーラインを引いてもそこに集中してしまい、
周りの流れや全体がつかめなくなってしまうので、勉強としては意味がありません。
歌詞付きの音楽を聞く
歌詞付きの音楽を聞きながら勉強することは
音楽に気を取られてしまい、集中力の妨げになります。
また人は視覚情報と聴覚情報が異なって入ってくることで
脳が混乱をしてしまい、情報がうまく整理できなくなってしまいます。
さらに詳しい内容はこちらに載っています。
ぜひみてみてください!
長時間ぶっ通しで勉強をする
よく塾とかではあると思いますが、一つの単元を1時間半ずっとやったりすることは記憶の定着に良くありません。
最近の研究でも集中して知識を詰め込んでも1週間たてば忘れてしまうことが分かっています。
例えば1週間後にテストが控えているとき、1日7時間その単元を勉強し、7日間で1時間勉強するとします。
なんとなくどっちの方がいいかわかると思いますが、後者の方がしっかり記憶が定着されます。
毎回1時間勉強する時に、前回の復習が入りますので、記憶が形付けられるのです。
長時間勉強はせずに時間は区切ってやりましょう。
スマホをそばにおいて学習
これは塾でもよく見るのですが
スマホを確認しながらやっても知識の定着は見込めません。
脳は手に入れた情報を処理するまでに時間がかかります。
そして処理が終わるまでの時間を注意残余といいます。
スマホを見て新しい情報が入ってきて、その後勉強しても注意残余が残っているので、適切な処理が行われずらいです。
なのでスマホを見ながら学習するのはやめましょう。
自分の学習スタイルに合わせて勉強

自分に合った学習スタイルを見つけましょう!

私はこんな学習方法でできたから皆さんもこれをやれば成績が爆上がりですよ!
(それはあなたの感想ですよね。)
このような自分で学習スタイルを確立するアドバイスは無視しましょう。
好きな学習スタイルで勉強してもテストの成績は全く向上しなかったというのを出しました。
しかし成績がいい生徒はみな一貫した勉強法をしていました。
それはアクティブラーニングです。
この勉強法に集中してやることで誰でもよい成績を出すことができるのです。
自分に合った学習方法を探すのではなく、正しい勉強方法を見つけることで、必ず成績の向上につながるのです。
まとめ
今回はやってはいけない勉強法について解説しました。
意外に皆さんやっているもの多かったと思います。
これらを最低限踏まえて、勉強をしましょう。
またアクティブラーニングのやり方についても、今後書いていくつもりです。
よろしくお願いします!
ここまでありがとうございました!
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