このように指定校推薦を取ることに対してマイナスなイメージを持っている人もいると思います。
僕も東京理科大学の指定校を取った身として申し訳ないと思った節はありました。
しかし、推薦は楽だからせこいという理由で非難するのはおかしいと思います。
今回は指定校推薦を取ることについて書いていきます。
結論
せこいと思われる理由
そもそも指定校推薦はなぜせこいやクズといわれているのでしょうか。
それは
- 校内選考に選ばれれば、ほぼ確定で大学に入れる
- 受験をしないで済む
- 学力が低いのに偏差値が高い大学に入れる
このようなことが挙げられます。
確かに指定校推薦は楽だし、リスクも少ないです。
しかし、それまでには色々な努力があったから推薦が使えるのです。
長期プランが必要
そもそも指定校推薦でも大学を選ぶためには内申が高くなければいけません。
高校によっては推薦組のテストがあって校内選考も簡単に通るわけではありません。
3年間成績を取り続け、部活や委員会に入り、評価を上げる必要があるのです。
中学から考えている人もいる
僕がバイトをしている塾では中学3年生に指定校推薦の枠が良い高校を勧めることがあります。
実際に現在も推薦を目指して、高校生活を送っている生徒もいます。
中学生から大学受験の計画や情報を得ることができる人がこのような行動をとれるのです。
長期的に考え、行動できているからこそ推薦を取ることができるのです。
学力と大学

でも学力が低いのに偏差値が高い大学に入るのはどうなの?
大学のレベルが落ちる気がするけど…。
確かに推薦の人を入れると全体の学力は下がります。
しかし、大学には真面目な人が増えます。
そっちの方が、社会に出たときの恩恵は高いです。
実際に偏差値が高い大学に入る人の方が仕事ができるという相関はないのです。
偏差値が高くても仕事は出来ない人はいるし、偏差値が低い大学でも仕事ができる人はいます。
なので学力が低いから偏差値が高い大学に入って、いい会社に入ることを否定するのは違うと思います。
学力だけで仕事ができるかどうかは測りきれません。
いままで遊んでいた人は?

でも今まで遊んでいて、何も努力しなかった人が指定校で入るのは癪に障るよ
確かにそのような使い方をする人もいます。
しかし、それは一般受験でもいえると思います。
今の時代は大学を選ばなければ一般でも適当に大学に入ることができます。
指定校推薦もおなじように選ばなければ適当な大学に入れるのです。
一般でも推薦でもそのように決めている人は自分の人生に妥協しているだけです。
- 楽をしたいから
- もっと遊んでいたいから
このような気持ちで選んでいるので、その人がそれでいいと思ったならいいと思います。
まとめ
推薦を取れる人は自分たちが今まで頑張ってきたことが結果になったものです。
確かにその瞬間だけを見たらせこいと思うかもしれません。
しかし、彼らは委員会や部活に入ったり、毎回のテストでは取るように努力をしてきたのです。
なので推薦を使うのは悪いことではないです。
もし自分がいま推薦を取ろうか周りの目を気にして迷っていたら、取りましょう。
自分が今まで頑張ってきたものだから胸を張って取っていいのです。
頑張ってください。
ありがとうございました。