このように教えるときに苦戦した経験がある人は多いと思います。
実際に僕も小学生に教えるときはなかなか伝わり切らないことが多いです。
しかし、このよう物事を伝えきれない時は身体の動作が少ないかもしれません。
今回は教える際に気を付けるべきボディランゲージについて解説していきます。
結論
視覚から入る情報

誰かに解説する時って論理的に言えばいいもんじゃないの?
と思う人は多いともいます。
しかし、これらの人を想像してみてください。
- 記者会見でカンペしか見ていない政治家
- ずっと下を見ながら早口で話すオタク
- 淡々と事実だけを話して無表情の人
この人たちは正しいことを言っているかもしれません。
しかし受け取る側からしたら「なんだこいつ」と思う可能性も高いです。
実際に伝わる情報のうち言葉が占める割合は15%にも満たないといわれています。
聞き手は相手の服装や表情、姿勢、視線の動き、言葉を発するタイミング、声のトーンなどの多くの刺激があります。
ただ教えるだけでも伝わらないところが多く出てしまうのです。
注目すべきボディランゲージ
ではこのような人たちはどのように改善していけばいいのでしょうか。
何をプラスするべきなのか解説します。
身ぶり手ぶり
僕も普段から解説するときはそれを意識しています。
身ぶり手ぶりは自分の言葉では伝えきれない表現も相手に伝えることができます。
DaiGoさんやひろゆきさんの動画をよく見ても身ぶり手ぶりが激しいことはよくわかります。
ではどのようにすれば上手く表現できるのでしょうか。
練習方法
この方法はアネット・シモンズ著『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』を参考にします。
ダイヤモンドの指輪をプレゼントしようとしている場面を想像してください。
- 手を開いて上に向け、前に差し出します。
- 手の上にダイヤモンドの指輪を出現させ渡す動作をします。
- 次に気持ち悪いカエルを想像します。
- 手のひらにのっていることを生々しく想像してください。
- そしてカエルと指輪を交互に想像して、自分の感覚の違いを確認してください。
手のひらの開き方、指の位置、筋肉のこわばり方など確認してください。
これらは自分が想像しないと表現することができません。
これを使うことで想像しながら動かすという感覚をつかむことができるようになります。
目線
目線は相手が何を伝えたいのかわかりやすいです。
人の目は白目と黒目でわかれています。
こうなっていることで簡単に相手の考えていることがわかります。
なぜこうなったかというと、視線で仲間に伝えられるからです。
あまり協力しないチンパンジーやゴリラは目が黒く、視線の動きが敵に悟られないようになっています。
なので伝えたいことは目線を相手に合わせることが大切です。
相手をみて教えることで、相手は自分に話しかけているという感覚を持ち、頭がいいという風に見せることができます。
声のトーン
自信を持たないと相手に「必死さのにおい」を感じさせてしまいます。
自分の説得したいという感情や自分に自信がないという感覚を相手が察知すると、聞き手は不安に感じ、あまり集中できなくなってしまいます。

だけど声のトーンなんてどうやって変えるの?

声のトーンは自分のメンタル状態に出やすいんだ!
自分の主張に自信が無かったり、感情が落ちているときに声が小さくなるよ!
僕も発表で前に出たりするとき、何か突っ込まれると分かりやすく声が小さくなります。
このように自分に対して疑心暗鬼になってしまうと声のトーンが変わってしまいます。
相手に説明をするときは瞑想や自然の動画をみてメンタルを整え、何が言いたいのかはっきりさせることで落とさないようにできます。
姿勢を整える
教卓にいる先生がだらけた格好で説明されてもむかつくだけですよね。
このように姿勢一つで相手に不快感を与えるので、背筋は延ばすようにしましょう。
まとめ
- 身ぶり手ぶりは積極的に行う
- 目線は相手をみて
- 聞き取りやすくはっきりした声で
- 背筋は伸ばす
自分なりに一番意識すべきところを一つ決めてやるようにしましょう。
2~3週間1つのことに意識をして自然にできるようになったら、また違うところに意識を向けるようにしましょう。
一回ですべて意識するのは難しいです。
これらができることで、絶対に今までより相手に伝わりやすくなります。
そして教える際のすれ違いなども解消できるようになるので、ぜひやってみてください!
ありがとうございました!
人が物語を語ることの素晴らしさを教えてくれる本です↓