嫌なことで眠れなかったり、物事に十分に集中できないなど経験ありませんか?
今はそのこと考えずに目の前のことに集中したいと思っているのに厄介極まりないですよね。
それは脳が持っている反すう思考の罠にかかっているかもしれません。
今回は反すう思考を減らすための方法を書いていきます。
結論
反すう思考とは
反芻とは、牛や羊などが一度飲み込んだ食べ物を胃から口の中に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと。転じて、言葉や経験についてくり返し考え、よく味わうことである。
ここでの反すう思考は繰り返しネガティブなことを繰り返し考えてしまうことを言います。
これに関しては誰でも一度はなったことがあると思います。
例えばどうして友達と喧嘩したときにあんなことを言ってしまったのだろう。テストであの答えを直す必要なかった…などです。
紙に書きだす効果は?
何か考えながら作業することはマルチタスクと同じになり、作業効率が下がってしまいます。
そこで人は何か感じたことや頭にあるものを書く出すことで脳から考えを出すことができます。
何か買うものをメモにしておけば忘れても大丈夫と脳が判断するように、自分の心配事もいったん外に出すことで気にすることが少なくなります。
そうすることで心配で使っていた脳の部分が開き、すっきりした気分で物事に集中できるようになるのです。
誰かに愚痴を言うのはダメなの?
何か不満なことがあったら友達や家族に不満を言う時があると思います。
しかし、これはあまりおすすめしません。
何故おすすめしないのかというと
- 声に出して言語化すると印象に残りやすい
- 他人を不快な気分にさせる
よく勉強するときに音読しましょうと聞くことはないでしょうか。それは様々な感覚を使うと記憶に残りやすいからです。愚痴をこぼすとき、その情景を想像しながら相手に言わなければならないので、記憶に残りやすくなりなかなか消えにくくなるからです。
また他人の愚痴を聞くことでストレスになることもよく言われています。いつも愚痴ばかりこぼしている友人や恋人は嫌ですよね。
このように自分にも相手にも被害があるので、おすすめしません。同情が欲しかったり、話のネタとしてならしてもいいと思いますが。
大学の研究室で
この前、大学で研究室の発表があったのですが、そこでめちゃくちゃ先生にせめられて(なんでこうなるのですか?それって本当に正しいのですか?みたいな)すごく萎えました。
しかし、「あ、自分すごく落ち込んで、何回も同じこと考えているな」と認識できて、不満なことを紙に書きだしました。
紙に書きだした後はまだ少し嫌な気分は残っていましたが、本に集中できるぐらいまで回復しました。
また紙に書きだすことで、客観的に物事を見れるようになるので、次回どうするべきか、何がよくなかったのかと、解決策を検討することができます。
まとめ
スマホのメモ機能でやるのはどうかといわれますが、紙の方がおすすめです。僕は紙の方が自由に表現できるの紙に書きます。
自分でやってみるのをおすすめします。特に先生に怒られたとか、変なやつに理不尽なことを言われたなど嫌なことがあった直後にやれば、効果がよくわかりますよ。
個人差あると思いますがぜひやってみてください!
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