「合唱なんて面倒くさいしやりたくない。」「合唱ってやっても意味なくない?」このように思う人は多くいると思います。
わざわざ、大勢で集まって合唱は面倒くさいですよね。実際に筆者は合唱が嫌いでした。
しかし、意外にも合唱をやることで多くのメリットがあるのです。今回はそんな合唱のメリットについて解説します。
メリットを意識するだけでも、合唱で得られる効果が大きくなるので、最後までご覧ください!
合唱をすることで得られる4つのメリット
合唱を行うことで、以下のようなメリットを得ることができます。
これらの内容について、以下の内容で詳しく解説していきます。
一応、科学的な根拠はあり、横の*が参考文献です。
心拍数を安定させ、高揚感や満足感を高める*

出典:https://unsplash.com/photos/-UUGr3txNuc
合唱を行うと、脳はエンドルフィンという脳内物質を放出します。
エンドルフィンとは幸福感をもたらす脳内物質です。これが放出されると、高揚感や満足感を味わうことができます。

エンドルフィンが放出されることで有名なのがランナーズハイだよ!
これは、エンドルフィンによって起こっていることです。
このような、気持ちを楽にする脳内物質を放出する効果があるため、合唱には高揚感や満足感を味わうことができるのです。
感染症に対する抵抗感が高まる*

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%94%b7-%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89-%e3%81%8a%e7%b5%b5%e3%81%8b%e3%81%8d-%e7%ad%8b%e8%82%89-2037255/#content
合唱を行うことで、感染症に対する抵抗感が高まります。いまのコロナの時期には望ましい効果ですよね。
合唱を行うことで、人間のからだの中には免疫グロブリンというものが生成されます。
免疫グロブリンとは異物が体内に入った時に、異物を排除するように働く抗体の機能をもつタンパク質です。
これが増えることで感染症や病気にかかりにくくなるのです。合唱には抗体を増やす効果があるのです。
抑うつやストレスが減る*
合唱には、抑うつやストレスを減らす効果があります。合唱は、自尊心を高くするからです。
自尊心とは、自分をどれだけ認められるかという自己肯定感のことをいいます。自尊心が低いことで以下のような傾向がみられます。
これは、抑うつの原因になりやすい特徴としてあげられます。
自尊心は、集団の価値を高める行動をとった時に上がるといわれています。周りから必要とされる感覚を得ることができるので、自分を認められるのです。
合唱を行うことで、周りから必要とされている感覚を感じることができ、自尊心が高くなり、抑うつやストレスを和らげる結果となるのです。
他人を思いやる気持ちが高まる*

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協調性といわれる他人を思いやる気持ちが高まります。合唱には、チームで目的意識や意義を持つことができるからです。
クラスで団結し、優勝という同じ目標に向けることはチーム内で協力する気持ちが必要になります。
非協力的な人が多いクラスでも合唱大会が終わると仲良くなるのは、合唱には協力関係を築く影響が強いからです。
なぜ合唱をするとここまでのメリットがあるの?

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これらのメリットをみて、「なぜ合唱にはこんなに良いメリットが多いのだろうか」と感じた人はいるのではないでしょうか。
それは、人間が集団で生きる生き物だからです。人間はライオンみたいな力強い顎もなければ、ゴリラみたいな握力もありません。
それでも、自然界のトップに立っているのは、集団で役割を決めて生活してきたからです。他人と協力して獲物を狩り、農作物を作り、人間が暮らしやすくなる様々な発明をしてきました。
そのため、他人と協力することで脳は報酬を送るように進化したのです。社会的に協力することで生き延びる可能性が高くなるため、このようなシステムとなりました。
合唱をする意味とは?意外な4つのメリット【まとめ】
合唱には、意外だと思ったメリットがたくさんあったと思います。
歌っている最中に、これらのメリットを思い出すだけでも効果が大きくなるので、覚えるのがおすすめです。
歌っている最中にでも、「歌にはたくさんのメリットがあるから幸せだなー」と感じられることを願っています。笑
他にも人生で役に立つ記事をいろいろ書いているので、よろしかったらご覧ください!

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