このように考えている人は多いと思います。
集中力はあっても足りないぐらいですよね。
しかし、集中できない人はスマホだったりデジタルデバイスのせいかもしれません。
今回はデジタルデバイスから離れて自然を感じるだけで集中力が上がることについて解説していきます。
結論
自然の力
私たちははるか昔から自然の中で生きてきました。
しかし、今はどうでしょう。
家やビルなどが増え、自然がほとんどなくなってしまいました。
実は人間は都会のビルなどをみると警戒心を持ってしまい、簡単に集中できなくなってしまうのです。
しかし自然は違います。
自然の香りなどを感じるとオキシトシンという物質が分泌されリラックスした感情を生み出してくれるのです。
集中力が2倍になる自然の使い方
2018年イリノイ大学が3000人の児童を集め、2つのグループに分けました。
- 自然が多い公園で週に1回だけ授業
- タブレットや電子黒板のような近代的な設備がそろった、クラスルームで週に1回だけ授業
結果
- 10週間後に自然の中の子供たちは集中力が2倍になっていた。
- 1週間を通して高い集中力をキープした。
このように週に1回だけでも自然の中で本を読んだり、勉強をするだけでも集中力が格段に上がるのです。
デジタルの自然

自然の中にわざわざ行くのはめんどうくさくない?

それだったら自然の映像や音楽でもいいよ!
その後休憩時間に2つのグループに分けた。
- 緑豊かな写真を眺めたグループ
- 一般的な都市の光景を眺めたグループ
結果
- 緑豊かな自然の写真を眺めたグループは都市を眺めたグループよりも2倍も副交感神経が活発化した。
- 心拍数も低下した
このことから自然の写真でも脳にリラックス効果をもたらすことが分かります。
また音楽についてもこちらを見てみてください!
机に観葉植物を置こう
常に自然を見るために観葉植物を机の上にも置くのもいいです。
350人のオフィスワーカーを対象にした実験では観葉植物を前にしながら作業をした被験者は
- 作業効率が38%
- 幸福感が48%
も上がっていた。
このように自然のちからで回復することを注意回復論といいます。
植物は何でもいいです。
僕はいつもサボテンを置いています。
しかし、サボテンは気にしていないと指に刺さることがあるのでお勧めしません笑
まあ自分の好きなもので大丈夫です。
まとめ
今回は自然の集中力の持続について書きました。
私たちの身近では少なくなっている自然ですが、こんなにも人間を回復させてくれるのです。
たった少しの工夫だけで集中力が上がるものが身近にあるのでぜひやってみてください!
ありがとうございました。